11.25.2012

Autumn & Jazz/ 秋とジャズ

ジャズファンでもそうでなくても

秋になるとジャズを聴きたくなるという人は多いのではないでしょうか?

特に今頃の秋から冬にかけての季節は

ジャズがぴったりのような気がします。

このブログでもいろいろなタイプのジャズ&ジャズミュージシャンを

少しずつ紹介してきていますが

ジャズといっても様々

ジャズの元祖ニューオリーンズジャズから


ニューヨークで盛んになったスイングジャズ

フォアキャスト フューチャリング J.S. フロイドのような

さわやかなスムースジャズは比較的入りやすいジャズだし

シックに聴きたい時はハービーハンコックのような

モダン・クールジャズを選ぶのがベスト


特に普段あまりジャズを聴かない人やファンになりたての人は

何を選んだらいいかわからなかったりしますよね

私もジャズを好きになった当初はどのアルバムを聴けばいいかわからず

かたっぱしから”Best of Jazz"系のアルバムを買いあさったりしました。

いろいろなジャズを聴いていく中で

自分の好きなジャズが少しずつわかってきて

朝さわやかに聴きたい時はこれ

夜しっとり聴きたい時にはこの曲

など場面・気分に応じてジャズを聴くようになりました。

今回は秋っぽいジャズから今の季節に聴きたくなるような曲をセレクトしてみました

まずはジャズピアノの巨匠ビル・エヴァンスの”枯葉 Autumn Leaves"

ビバップのパイオニアチャーリー・パーカーの"Autumn in New York"
余談ですがチャーリーパーカーの事を知りたい方は映画"Bird"がおすすめ



秋の曲ではありませんが個人的にこの時期ゆっくり聴きたい曲
サラ・ヴォーン/Send in the Clowns


秋が終わってホリデーシーズンになってくると

クラシックなホリデージャズが聴きたくなります。

それはまた次回に





11.16.2012

Cherry Blossom Love by Thai Phan from Club G Records

今回はベトナムから

ベトナムで初のダンスミュージックレーベル

Club G Recordsから

ヤングなアーティスト達をご紹介します。

Club G Recordsは2011年に設立され

新しく、ジャンルにとらわれずいいサウンドをリリースすることをベースに

数々のアーティスト・DJ・プロデューサーをサポートしています。


その中でも今回は”さくら”、特に十六桜をテーマに作られたトランス

Cherry Blossom Love"をご紹介

アーティストThai Phanのミックスによるニューチューンで

本人はこの曲を気分の乗らない時、ダウンした時に

気持ちをプッシュさせてくれる曲の一つと紹介し

リスナーにも同じようにサムライスピリットのような

強く生き進んでいけるパワーを与えられる曲であってほしい

とコメントしています

面白いコンセプトで私は気に入っています


最近なんとなくデジタルミュージックを聴く機会が

個人的に増えてるの気がするのですが

彼が言うようにこういう音楽は気持ちを盛り上げるというか

プッシュしてくれる気がします。

特にちょっと気合いを入れて仕事をしようとしてる時とか

逆に作業が乗らないときとかはプッシュさせてくれる音楽かも

と最近感じました

もちろんこういうサウンドはクラブで聴くのが一番だと思いますが

後はジムなどワークアウトの時にもいいミュージックです


たまにこういう音楽を

違うシチュエーションで聴くのも

新鮮で刺激になるかもしれません



Club G Records (クラブGレコード)

11.14.2012

Consciusness Prisrm/ 実験音楽

ミネソタ・ミネアポリスから

とても個性的なエレクトロニック音楽をご紹介します

Samuel Hayesによるプロジェクト"Consciusness Prisrm"

は"Experimental music"(実験的音楽)というジャンルの

とてもユニークな音楽の一つ

1960年代アメリカの東海岸で発展されたとする芸術音楽

ある意味これもアメリカの民族音楽として位置づける事も可能だそうで



初めてこのエクスピューリメンタルミュージックをしっかり聴いてみたのですが、

彼のサウンドはとても印象的です

数々のアーティストとコラボレーションして活躍し

フリーダウンロードも多く提供しているので

ぜひこの機会に一度チェックしてみて下さい



Consciusness Prisrm
フェイスブックページ(英語) 
フリーダウンロード 
Ultimate Nullifier EP
Brain Cell Eraser
Wehwalt

11.04.2012

The Ted McDonald Band/ テッド・マクドナルドバンド

今回はカナダ・バンクーバーで活躍する

ブルース/ロックバンド

テッド・マクドナルドバンド(The Ted McDonald Band)

をご紹介します


リーダーであるテッド・マクドナルドによって作曲された

ダイナミック且つ快活なオリジナル曲を

パワー溢れるメンバーによってパフォーマンスされ

カナダを中心に活動中


カナダにも多くのカッコいいブルース/ロックアーティストがいることを

最近よく知って

彼らもその内の一組

特に彼らはファンキー&ブルージーそしてクラシックロックがミックスされて

親しみやすい楽曲が多いです


メンバーは
Ted McDonald - Guitar テッド・マクドナルド(ギター)
Larry Bloom - Keys ラリー・ブルーム(キーボード)
Jade Derrett - Vocals ジェイド・デレット(ボーカル)
Terry Hoff - Drums テリー・ホフ(ドラム)


渋くもありフレンドリーなメンバー



最新ビデオクリップ "Tornad" ぜひチェック

テッド・マクドナルドバンド The Ted McDonald Band
Official site オフィシャルサイト(英語)

11.03.2012

トラディショナルミュージック/世界の伝統音楽

今日は文化の日で芸術に一時的注目されているようですが

秋は特に芸術に焦点が当たる時期かと思います


今回はこのブログのテーマでもある

ワールドミュージック・世界の伝統音楽を

断片的にですが紹介していきたいと思います。


まずはアメリカから


伝統音楽=フォークソングと言われますが

日本のフォークもボブ・ディラン等

アメリカのフォークソングから影響を受け独自に発展していったそうです




アメリカのトラディショナルミュージックと言えば

カントリーミュージック

伝統的・民謡的音楽と言えども今だカントリーファンは多く

テイラー・スウィフトなどモダンなカントリーから

ジョニー・キャッシュなど大御所カントリーも一度は聴く価値ありだと思います


そしてアメリカの代表的な伝統音楽の一つであるジャズ

特にラグタイムなどは古き良きジャズスタイルで今でも聴ける音楽の一つです


お次はヨーロッパから

フランスの伝統音楽と言えばシャンソン

でも本来シャンソンとは”歌”を意味しジャンルを指すワードではないようです

シャンソンはお仕事でいろいろ触れさせてもらいましたが

聴けば聴くほど良さがわかってくる音楽かと思います。

”何から聴けば?”という方はエディット・ピアフをとりあえず聴いてみる事を

おすすめします


そしてシャンソンと同じく”歌”を意味するイタリア民謡の

カンツォーネも今の時期に合う音楽かもしれません

フニクリ・フニクラやオー・ソレ・ミオなど日本で有名な曲もいくつかありますが

カンツォーネもまた特定のファンだけでなく

聴いてみると年齢・ジャンルに問わずいろんな人が楽しめる音楽だと思います



芸術の秋

普段とちょっと違った音楽を楽しんでみてはどうでしょうか